今回は「海外旅行保険」について調べてみて、節約達人目指したいと思います。

どうしていきなりそんな海外なんてテーマと思われる方もいると思うんですが、クレジットカードをもっと使いこなしたいと思って色々調べていると、「海外旅行保険」がついているクレジットカードが、結構あるんですね。実は、学生時代に何回か海外行ったんですが、まったくこのことを知らなかったんですよね・・・。しかも、何となく旅行会社に進められるままに、海外旅行保険に入っていたわけなんですね。しかも、元々海外渡航費用というのは高額ですので、その保険代が安いと勘違いしてしまうんですよね。海外旅行保険は、だいたい5千円未満が、一般的かなと思うんですが、渡航費用が10万円以上の内の、何千円なんで感覚がまひしてるんだなと痛感しますね。ということで、前置きがながくなってしまいましたが、この際なのでどれぐらいの保障が必要かはっきりさせたいと思います。特に今回は医療費について触れたいと思いまず。

    結局、医療費の保証はいくらぐらい必要?

JTBがジェイアイ傷害火災保険に依頼してまとめた資料だと思うんですが、「2013 年度 海外旅行保険事故データ」というのを見つけました。これを元にみていきたいと思います。すると、事故に遭う確率は高くて約4%だそうです。26人に1人ですから、保険をかけておいたほうがいいのは確かですね。

ですが、こちらの高額医療費のところをみたら、最高7000万円かけた方がいるみたいですね。これをみたら、ちょっとビビッてしまうんですが、これは無制限の保険に加入していたからこそ、こういう治療をしたんだと思いますし、前年だと、4200万円が最高みたいですし、これは極端かなと思いますね。

それに、300万円以上の高額医療費に該当したのが64件あったみたいで、その内、1000万円越えが、9件でした。事故の件数がどれだけあったのかを書いてないので、どれだけ事故があった内の300万円以上の高額医療費かはわからないんですけどね。一応参考までに、高額医療費の方の平均を出したんですが、 743.84375万円だったので、744万円ぐらいが平均ですね。(高額医療費の平均なので、事故にあった方全員の平均はもっともっと低いですよ!)

ということで、だいだいどれぐらいの数の内の、高額医療費64件か、だいたいになってしまうと思いますが、予測していきたいと思います。適当に数字集めてみました。

・日本の年間の旅行者数が1000万人
・海外旅行保険に加入する人の割合がどこかの統計で75%ぐらい
・事故に遭うのは4%
・高額医療費になったのは64件
・1000万円越えるのが9件で14%

となると、

海外旅行保険加入の統計なので、その中で事故に遭うのは30万人ってことですね。ここで問題なのが、上の統計は1社でとったものかということなんですね。海外旅行保険を扱っている業者全部入れて30万人ですからね。

ということで、統計した会社のジェイアイのページで保険見積もってみたんですけど、無制限ってプラン自体がないんですよね。無制限があるのは、AIUのインフィニティだけ。ってことは、AIUも入ってるってことですよねー。しかも他の保険会社もこの統計を利用している会社がかなりあったんです。しかも、これもあやしいんですが、東京海上は、海外旅行のページに、年間保険金支払い件数が19万件あると書いてあるんですよね。(でも、これ水増しとかあるかもしれませんし、地域が書いてないし、もしかしたら全部ひっくるめての数字かわからないので、考えるとまたややこしいんですが・・・。)ということは、この30万人ってのもまんざら多すぎでもないのかなって思うわけですし、30万人から64件しか高額医療費に各当しなかったとして計算するべきなんでしょうかね・・・。だとすると、高額医療費になってしまう確率は0.021%と出てしまい、元々の4%の中の0.021%なので、高額医療費になる確率は、果てしなく0に近い数字ですよねー・・・。だとすると、こんな数値が計算されたら誰も高額のプランには、加入ませんよ!ってなってしまうから、事故件数を公表しないってことなんでしょうかね・・・。保険金額自体もともと安いし、支払いがないってことなんでしょうね。だから、かなりのおいしいビジネスなんですねー。クレジットカード会社も無料で付加してくるわけですからね!

それに、天災の時は払ってくれないんですよね・・・。私、一回火山で飛行機が欠便してしまったことがあるんですね。おかげで、1週間延期・・・。その費用は全部自分持ちでしたね・・・。なので、いざ何かあった時って、天災なんですよね。そんな時に、出してくれないなんて、何のための保険なんですかねー。「地震、火山、津波」は出ないって書いてありますので、あとテロも微妙らしいです。東日本大震災とか、スマトラのとき、巻き込まれた人もアウトってことですからね・・・。

そして、もう一つ興味深い統計があるのは、シニア層(65歳以上)が、事故の約5割を占めているということなんですよねー。だから、若い人は事故率さらに半分の2%以下って考えていいでしょうね^^

    まとめ

私の個人的な見解が主ですが、保険は入っておいたほうがいいですし、医療費と携帯品の項目は、ちゃんと保障されているものにしないとだめですが、金額はそこまで上乗せする価値はないですね。300万円以下でも十分ということではないでしょうか。なので、クレジットカード何枚か持てば可能な金額ですね。