今回はガソリン代、軽油代、灯油代について書きたいと思います。節約達人目指してがんばります。
原油価格の急落から、為替相場の影響などお伝えしてきましたが、燃料代というのは、絶対生活していく上で影響されてしまいますよねー。燃料代といっても、一番なじみがあるのは、灯油でしょうか。車を乗っていらっしゃる方は、原油というよりも、ガソリン、軽油がなじみがありますね。オール電化の方は、そうでもないような感じもしますが、やっぱり発電には原油価格の影響があります。他の燃料の価格決定に影響もありますし、電気代にも関わってきてしまいます。なので、今回はガソリン代、軽油代、灯油代について調べたいと思います。実は税金がかなりの部分を占めている事がわかったんです!
どうして日本ではガソリン価格が下がらないのか?
こちらも、原油価格の急落のところでも、お伝えしたんですが、原油価格は半額なのに実際のガソリン代は少しは安くなってきましたが、実際の価格よりはあんまり安くなっていないんです。海外の場合は、結構反映されているみたいです。理由として考えられるのは、為替相場の影響があるために円安(1ドルあたりの価格が高くなること)だと、打ち消しあってしまうというのもあるんですが、実は税金がかなりの部分を占めているために、実際のガソリン価格の部分が少ないんです。
ガソリン代の内訳
わかりずらい表かもしれないですが、だいたいこんな感じです。現在、ガソリンには1リットル当たり53.8円のガソリン税、石油税が2.54円がかけられています。しかも、この53.8円にも消費税がかかってきます。ガソリン税の場合「納税義務者はメーカー」という考え方で、ガソリン税は「ガソリン製造時のコスト」として原価に組み込まれてしまうんですね。なので、かなりの部分が税金だということになります。ガソリンが生活必需品となっているのに、こんなに高くするのは辛いですよねー^^;それに、少し前に問題になった暫定税率ですねー。本当にこれなしでいいのではないでしょうかねー・・・。
ガソリン税の内訳
揮発油税 | 地方揮発油税 | 総合計 | |
---|---|---|---|
本税率 | 24.3 | 4.4 | 28.7 |
暫定税率 | 24.3 | 0.8 | 25.1 |
合計 | 48.6 | 5.2 | 53.8 |
灯油代の内訳
現在、灯油には1リットル当たり石油税2.54円がかけられています。だから灯油って安いんですね!ただ税金がかかってないだけだったんですねー。今まで、ガソリンが高いのは、「油の質がいいから」なのかなとか思っていましたが、全然ですね!まあ、こちらも生活に密着してるわけなので、安いに越したことはないんですけどね。
軽油代の内訳
現在、軽油には1リットル当たり32.1円の軽油取引税、石油税2.54円がかけられています。しかし、この32.1円には消費税はかからないんだそうです。軽油税の「納税義務者は消費者」という考え方で、軽油が販売された時点で軽油税が課されるので、軽油税自体には消費税はかからないんだそうです。こちらは、トラック業界ががんばったからなんでしょうねー。ガソリンよりはましですね。こちらも配送などでトラックなわけですから、高くなると困りますね。
まとめ
今回、燃料の価格構成がよくわかりました。何か車乗るの本当に税金払いまくってるんですねー。昔みたいに、早くガソリン代安くなるの待つしかないですねー。